離婚するときに一番心配なことはやはり弁護士費用でしょう。ここでは離婚問題においての弁護士費用の相場や法テラスを利用した場合の金額、弁護士費用を抑えるコツについてお話しています。
目次
離婚問題の弁護士費用の相場は?
離婚問題において費用がかかるポイントは大きく分けて3つあります。
まずは着手金。これは弁護士が事件に取り組むためにかかる費用です。原則として着手金を支払わないと弁護士は動いてくれません。着手金は依頼の成功失敗に関わらず返ってきません。
次に実費。これは事件に
次に報酬金。事件が解決したということに対して支払う基礎報酬に加えて事件が解決して相手から受け取る慰謝料などの支払金額に基づいて支払う成功報酬のふたつがあり、
この2つをまとめた弁護士費用の相場は着手金が10~30万円、基礎報酬が20~30万円、成功報酬が支払われる金額の約10%となっています。
法テラスを利用したときの弁護士費用はいくら?
法テラスのホームページによると離婚事件における離婚調停の着手金は110,000円、実費が20,000円とされています。
調停不調となったのちに訴訟を起こすとなると着手金が165,000円、実費が35,000円となっています。
離婚裁判における基本報酬額は66,000円~132,000円で、慰謝料などがある場合そこに約10%の報酬金が上乗せされます。
離婚問題の弁護士費用が安い事務所の探し方
弁護士事務所の費用を抑えたいのであればまずは無料相談を受け付けている弁護士事務所を探してみると良いでしょう。無料相談を行っている弁護士は少なくありません。
無料相談することで離婚問題について弁護士の意見を聞くことができます。それだけでなく相談した弁護士が自分にあっているかどうかの相性を知ることができます。無料相談に行ったからといってその弁護士に必ずお願いしないといけないわけではないので、気軽に相談してみるといいでしょう。
相性が合わなければ何度か行うことで自分に合う弁護士が見つかるかもしれません。
次に、着手金が無料もしくは安く済む弁護士事務所を探しましょう。
前もって着手金が用意できないのであれば他社と比較して安い弁護士事務所を選ぶ方法もあります。また弁護士事務所によって着手金の金額設定方法も異なるので、しっかりと確認しましょう。